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ほてり、疲労感、関節の痛み…次々と押し寄せる不調の原因は更年期だった!?

MENO MAGAZINE編集部

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<更年期の体験エピソード連載:YOTOさんのケース②>

1970年生まれ、更年期真っただ中のフリーライター、YOTO(51)です。運動不足のくせして健康にだけは自信があった自分が、40代半ばをすぎたあたりから体調に異変…。原因がわからないダルさや体の痛み、メンタルのゆらぎ…。遠回りしながらも更年期を受け入れ、50代の私にあった暮らしを取り戻すまでの“更年期の旅”を連載でご紹介します。

前回は『健康診断オールA→40代後半から体調が乱高下、突然のほてり、疲労感…何かおかしい』で、更年期による突然の体調変化と私のとった更年期対策についてお話ししました。今回は更年期の代表代表的な症状の一つであるホットフラッシュをはじめ、「こんな症状まで更年期だったの?」と自分でもびっくりするような、さまざまな体調の変化を経験したことについてお話ししていきます。

※本サイトに掲載する体験記事は、全て個人の体験に基づいています。

仕事先でのぼせて大汗が恥ずかしい!

私が身体の変化に気づいたのは46歳ごろ。わりと順調だった生理の間隔がまばらになってきて、そろそろ閉経かな? と思い始めた頃に、それまでになかった不調が出始めました。

最初に気づいたのは、ほてりとのぼせです。もともと冷え性なので手足の先は冷えるのに、上半身だけ重度の暑がりになりました。

気温が高くて暑いのとは違う“苦しい暑さ”で、薄着をしても、首筋やおでこを冷やしてもダメ。私の場合はじっとしていても汗が出るというよりは、歩いたあと汗が引かないのが悩みでした。

 

打ち合わせや取材に行くと、着いた瞬間から滝のような汗! 化粧はベタベタだし、恥ずかしいし、苦しいし、しばらくは周囲の話も頭に入りません。

初対面の方にとって、私の第一印象は「名刺交換しながら汗を拭きまくる人」だったんだろうなぁ(笑)。実際は誰も気にしてないのかもしれないけど…。

でも不思議なことに、一定の時間が経つと急に汗がおさまるんですよね。やはりエアコンの温度などとは関係なく、自分の熱でのぼせていたのだと思います。

 

疲労感とだるさでプライベートにも仕事にも支障が

 

車を持っていないわが家では、週末には何駅か電車に乗って、軽くランチして食材などを買って帰るのが定番コース。ほんの2~3時間の気軽な外出ですが、たったこれだけで、登山でもしてきた後みたいにクタクタに疲れるようになりました。

 

足が重くて、次の一歩がどうしても出ない。駅から家までの10分が泣きたくなるほど遠い。家に着くとソファに倒れ込んで、夜まで身動きできません。自分の身体が砂袋になったみたいで、腕も上がらず、寝返りもできないくらいでした。

そういう姿を毎週のように見ている夫は、外出先でも「ちょっとお茶しながら休もうか?」「帰ってすぐ食べられるものを買って帰ろう」と、何かと気を遣ってくれます。

 

本当にありがたいし、実際にそうするのですが、余計な出費が痛い~! 数千円程度でも、ランチや買い物の上に上乗せされるのですから、わが家の家計にとっては大問題です。ましてや、タクシーなんてもってのほか!

つい最近まではもっといろんな店をウインドーショッピングしたり、帰ってきてから料理したりが普通だったのに…。週末の楽しみが楽しみじゃなくなり、「どうせしんどくなるから」と出かけるのがおっくうになっていきました。

 

 

平日も夕方になるとソファに倒れることが増えました。昼間は仕事や家事を頑張れても、突然充電が切れ、身体が砂袋に。ラジオをつけたまま数時間寝ていて、夫が帰宅したらヨロヨロと起き上がる、の繰り返し。

朝から起き上がれないほど調子の悪いときもあるので、取材の日に当たらないか、常に不安でした。「明日がそういう日だったらどうしよう」と、前日は怖くてなかなか眠れません。

今思えば不思議なのですが、こんな状況なのに、なぜかすぐには「更年期が原因かも?」と思い浮かばず、「日頃から運動不足だもんなぁ」「歳も歳だし、老化だよね」と理由をつけて諦めていました。悪くなることはあっても良くなることはないだろう、と思い込んでいたのです。

 

関節の痛みに泣きたくなる毎日

この頃からじんわりストレスになっていたのが、手足の関節の痛みです。足のほうは関節そのものではなく、ひざの内側に鈍い痛みがあり、床座がまったくできなくなりました。ネットや本で調べてみると「鵞足炎(がそくえん)」の症状に似ていたので、とりあえず整形外科を受診。

レントゲンの結果は異状なく、「やはり鵞足炎でしょうかね。湿布出しておきましょう」で診察終了。もらった湿布を貼りつつ、YouTubeを見てストレッチもしましたが、どちらも気休め程度で、結局痛みはほとんどおさまりませんでした。

 

手のほうは指の第一関節で、母がひどいヘバーデン結節(指の第一関節が変形し曲がってしまう疾患)なので、自分もそうなのだろうと疑いませんでした。きっと体質が似たんだろうなぁ、私の指もあんな風に曲がっていくのね…と真っ暗な気持ちに。

特に痛みで困ったのがシャンプーです。髪を洗ったりタオルドライしたりするときって、指にすごく負担がかかるんですよね。シャンプーブラシも試しましたが、やっぱり地肌のすっきり感がいまいち。毎晩、半分泣きながら髪を洗っていました。

ヘバーデン結節と診断されるのが怖くて、整形外科にはなかなか行けませんでした。でも、ついに意を決して受診したところ、なんとこちらも異常なし!

 

そこから膠原病内科を紹介されて、血液検査でリウマチや免疫系の病気も調べましたが、どちらも当たらず、「なるべく重い物を持たないように」くらいのアドバイスのみ。何の治療もせず、痛みを抱えたまま月日が過ぎていきました。

 

「え、それって更年期と関係あるの?」と思いますよね。鵞足炎や指の関節痛そのものは、更年期の症状ではないのではないかと思いつつもご紹介したわけは、その後に更年期症状の治療のために始めたお薬でかなり改善したからなんです。

まさか、ひざや指の痛みが女性ホルモンと関係あるなんて! 当時は想像もできず、見当違いの整形外科や膠原病内科を回っていたのです。

結局更年期症状の治療を始めるまで、こんな身体の不調が2年ほど続きました。知らなかったから仕方ないとはいえ、もう少し早く気づいていれば、あんなにつらい思いをしなくて済んだのに…と悔やまれてなりません。

専門医に見てもらってもなかなか改善しない症状がある場合、もしかしたら、更年期が原因の可能性もあるかもしれません。

 

<著者プロフィール>
YOTO(ヨト)
おもに暮らしと住まいの分野で活動するフリーライター、51歳。夫と二人暮らし。更年期症状はやや重め。出版社で住宅誌の編集に8年携わったのち独立。現在も家づくりやリフォームのほか、インテリアや収納、家事など、生活全般にまつわる記事を制作。料理は作り置き派で、時短で美味しいがモットー。

 

>>更年期の体験エピソード連載:YOTOさん③へつづく(近日公開予定)

>>YOTOさんの体験エピソードをはじめから読む

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MENO MAGAZINE編集部

アステラス製薬のウィメンズヘルスマガジン。更年期にまつわる基礎知識・症状・対策・体験談などの情報を発信しています。

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