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【骨盤底筋トレーニングの意識・実態調査】改善したいのは「膣まわりのトラブル」! でも「やり方・効果が分かりにくい」…継続のカギは●●化

MENO MAGAZINE編集部

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MENO LABO世代が気になる身体やこころの変化について、 深堀りリサーチする調査企画「MENO Research(メノ・リサーチ)」。第1回のテーマは、「骨盤底筋トレーニング」について。骨盤底筋を鍛えることで一般女性が期待する効果について調べてみると、女性ならではの身体の変化に関連するトラブルを改善したいという気持ちが浮き彫りに。実践してみた人のトレーニング方法や、継続のコツ、また挫折してしまった人の理由などから、自分の身体との向き合い方や困りごとを探ってみました。
<アンケート概要>
実施内容:骨盤底筋トレーニングの認知度・実態調査
調査方法:インターネット調査
実施期間:2022年7月1日〜2022年7月22日
調査対象:20代以下〜60代以上の女性
回答者数:247

「骨盤底筋トレーニング」への関心が高いのは、年齢による変化を意識する40代・50代

 

雑誌やWEBなどで、時どき耳にする「骨盤底筋」というキーワード。身体のどこにあり、どういう状態がベストなのか、知っているという人はどれくらいいるでしょうか?

身体にとって重要な役割を果たす骨盤底筋(群)は、骨盤の底にあるインナーマッスルであり、ハンモック状に子宮や膀胱、直腸を下から支えています。衰えるとさまざまな不調につながることがあるため、自分の状態を知るために意識を向けることは大切です。

このインナーマッスルを鍛えるために有効なのが、骨盤底筋トレーニング。最近では「膣トレ」「骨盤底筋体操」とも呼ばれ、話題になっていますよね。でも、どのように鍛えれば良いのか、どうしたら衰えを予防できるのか、きちんと理解している人は少ないかもしれません。

一般女性の骨盤底筋に対する認知度や関心度を知るために、今回の調査回答者の年代を見てみると、最も多いのが40代(37%)で、次に続くのが50代(32%)、30代(19%)。これに対し、20代以下(7%)と60代以上(4%)はそれぞれ1桁%台という結果で、年を重ねた自分の身体の変化を意識する年代が、骨盤底筋を鍛えることに最も関心を持っていると言えそうです。

 

骨盤トレーニングのイメージは…

 

力の入れ加減や角度など、細かいところが分かりづらい(50代・女性)
トレーニングしようとしても、どうしてもお尻の方に力が入ってしまう時があります(40代・女性)

 

「骨盤底筋トレーニング」について「知っている」人は約9割

 

次に、骨盤底筋トレーニング(骨盤底筋体操、膣トレなどを含む)についてどれくらい認知されているかというと、なんとなくイメージできる人も含めて「知っている」人は9割近く(88%)いるのに対し、「知らない」人は約1割(12%)。正しいやり方など詳しくは知らなくても、約10人に9人と大多数の人が認知していました。

 

「知った」きっかけは、テレビやWEBなどメディアの発信から

 

骨盤底筋トレーニングについて「知っている」と答えた人に、知ったきっかけを聞いてみると、インターネットで情報を得た人が約4割(43%)で、「テレビや本、雑誌」が約3割(29%)。合わせると、メディアの情報発信がきっかけで知るようになった人が約7割(72%)でした。

この他、ヨガやピラティス、ジムなどのトレーナーから聞いた(教わった)人(9%)や、医師や医療従事者から聞いたという人(7%)など、専門家から情報を得た人は約2割(16%)。芸能人などのインフルエンサー(6%)や、家族や知人から聞いた(4%)人を合わせ、人から情報を教えてもらった人も一定数(26%)いるようです。

 

骨盤底筋トレーニングに期待することは?

 

  • 約7割が、膣のゆるみに伴うトラブルの改善を期待

また、骨盤底筋トレーニングについて知っていると答えた人に、期待する改善効果のイメージを聞いたところ、「尿もれ・お湯もれ(予防を含む)」が約7割(65%)と最多の回答に。「性交痛」(1%)や「生理痛・月経のコントロール」(1%)の他、その他の回答の中には「子宮脱(骨盤底筋のゆるみが原因で子宮などの臓器が膣・肛門から脱出する症状)」を挙げる人もいて、膣まわりのトラブル改善に期待している傾向が顕著に見られました。

 

筋腫の手術をしたので、リハビリをかねてやっています。効果がなかなか実感できないので間違っているのかなと思ったり。どういう状態が効果が出ているといえるのか知りたいです(40代・女性)
出産したあと、締まりが悪くなったように感じて性交がしたくない(30代・女性)

一方、骨盤底筋トレーニングについて「知らない」と回答した人は、「ダイエット、ボディメイク」(72%)や「姿勢」の改善(17%)など、体型の変化改善を期待する人が大多数(89%)という結果に。骨盤底筋トレーニングを認知している人の期待度は約2割(19%:「ダイエット、ボディメイク(ぽっこりお腹の改善を含む)」(15%)+「姿勢」の改善(4%))だったのと比較し、対象的でした。

 

 

効果が出るまでにかかると思う期間は「1〜2か月」が約4割

 

続いて、トレーニングの効果が出るまでの継続期間のイメージを聞くと、「1週間」(3%)や、「2〜3週間」(16%)と、短期間で効果が現れることを期待する人がいる一方、「1〜2か月」が約4割(37%)と最多で、次に多かったのが「3〜4か月」(約2割/21%)。さらに、「半年」(13%)や「1年」(9%)かかると思っている人もいて、比較的長期戦で取り組む必要があると考えている人が多いことが分かります。

 

トレーニングをやり続けないと戻らないのでは?(30代・女性)
気軽にできない、敷居が高い、というイメージがある(40代・女性)

 

実践者約4割のうち7割が挫折。継続している人は全体の1割未満

 

また、骨盤底筋トレーニングについて「知っている」人の中でも、トレーニングを実践したことのある人はというと、全体の約4割(35%)と半数以下。さらに、「現在もトレーニングを続けている」人は全体の1割未満(9%)と少数で、実践しても「途中で挫折してしまった」人は7割超え(73%)と大半であることが分かりました。

 

挫折の理由は?

 

  • 「面倒になった」「やる気がなくなった」が半数以上

骨盤底筋トレーニングを実践してみたものの、途中でやめてしまった人に理由を聞くと、約3割(32%)の「面倒になった」人と、約2割(21%)の「やる気がなくなった」人を合わせて半数以上(53%)が「モチベーションが続かなかった」よう。

 

産後の尿もれを改善したくてトレーニングを始めたかったけれど、面倒臭さが勝ってしまい、取り組まず改善もされず…とほほ(30代・女性)
生理中にやりたくないな、と思ったらそこから続かない…(40代・女性)

 

  • 「やり方・効果が分からなかった」は正しい情報があれば継続できた?

また、「やり方がよく分からなかった」(3割/30%)と「効果が実感できなかった」(約1割/14%)人も全体の半数近く(44%)いて、正しいトレーニングのやり方を知っていたら継続できた可能性も見えてきました。

 

トレーニングが骨盤底筋に効いているのか全然わからなくて不安になり、迷走し始めて気分的にも良くなくなったのでやめました。デリケートな問題なので周りにも聞きにくく、結局我慢することに…(50代・女性)

 

継続中の人のトレーニング傾向

 

  • トレーニング頻度:「毎日1回」が半数近く

 

今度は、骨盤底筋トレーニングを続けている人が、どれくらいのペースで実践しているかを聞いてみると、「毎日最低1回」が約4割(43%)と半数近く。毎日のコツコツトレーニングで効果が出ることを期待している様子。この他、「週1〜2回」(26%)、「週3〜4回」(26%)が同数で、1週間のうち自分が続けやすい頻度でトレーニングしている人も目立ちました

 

  • トレーニング方法:自主トレーニング派が大多数(約8割)

 

骨盤底筋トレーニングの取り組み方としては、トレーナーなどのサポートを受けながら実践した人も一部(9%)いるようですが、書籍や動画などで得た知識を参考に、自主トレーニングする人が約8割(78%)と大多数。また、補助的に専門の機械や骨盤底筋を鍛えるためのサポートグッズを活用する人は約1割(13%)で、中には「膣内挿入型の専用グッズを使用する」人もいました。

 

セルフトレーニングの動画はたくさんありますが、力の入れ加減や角度や細かいところが分かりづらいものもあり、細部もわかるようになると嬉しいです(50代・女性)

 

  • 継続のモチベーション:「習慣化できている」が最多(約4割)

 

次に、骨盤底筋トレーニングを続けられている理由について質問すると、最も多かった回答が「既に習慣になっている」(約4割/39%)で、やはり何事においても習慣化することが、継続の一番のカギと言えそう。また、まだ期待する効果は実感できていないものの、約1割(13%)の人が「継続すれば効果が出ると思うから」と信じていて、努力した先にはご褒美があるという期待をバネにトレーニングに励んでいる様子。「身近に改善した人がいる」と成功例を目標にしている人(4%)もいて、実際に「期待する効果が実感できた」という約3割(26%)の存在が、継続すればゴールは目指せるということを立証してくれています。

 

  • いつトレーニングする?:「自宅でスキマ時間に」が約7割

 

骨盤底筋トレーニングを継続している人がいつトレーニングをしているかというと、「自宅でのスキマ時間」を上手に利用している人が約7割(65%)と最多。「自宅で時間を決めて計画的に」トレーニングをしている人(22%)を合わせると、大多数(87%)の人が家の中でトレーニングをしているよう。また、時間を決めてトレーニングしている人は、「朝起きた時」や「寝る前」など、生活のリズムに合わせてトレーニングを習慣づけていました。

その他(13%)の回答を覗いてみると、「信号待ちや電車の中などで気が付いた時に」コソトレしている人や、「ヨガやピラティスのスタジオ、ジムにいる時」のように環境が整っているときを選んでトレーニングをしている人も見られました。

 

 

 

骨盤底筋トレーニングは、見えない筋肉との孤独な戦い

 

更年期に入り、尿もれが切実な悩みになってきていますが、なかなか相談もしにくいので悩みを共有できる場がネット上でもあれば良いなと思いました。骨盤底筋トレーニングは、どうしても分かりづらいのと自分ができているのかどうかが確かめられないので、そこら辺が解決できると良いなと思います(50代・女性)

今回の調査で分かったことは、多くの人が骨盤底筋トレーニング=膣まわりのトラブルを改善するのに役立つと考えていて、実践するものの、自分では見えない筋肉であることから正しいトレーニング方法や効果が分からず、継続が難しいという課題があること。不安を抱えても周りに相談しにくいデリケートな悩みなため、人知れず諦めてしまうこともあるようです。

自分で学習しやすい正しいトレーニング方法や、効果の確かめ方など、情報やサポートサービス・グッズの充実化が進めば継続して取り組める人も増えるかもしれません。

現時点で継続のカギといえそうなのは、 自宅のスキマ時間を利用して、無理しないトレーニング計画を立てること。また、動画や本を参考に、ながら運動で少しずつ始めて習慣化を目指すこと。これから実践する人や、一度挫折してしまった人も、 コツコツ継続することで改善効果は期待できるので、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

 

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